が街この人は、私達の街で何かを頑張っている人をリレー形式でお届けします。 第16回目は『大石庵』(たいせきあん)の斎藤収ニさんです

斎藤さんプロフィール

お名前 斎藤 収ニさん(65歳)
ご職業 大石庵庵主 (アマチュア5段)
お住まい 塩原町大字下田野
ご趣味 写真(自然を見た記録)、郷土史の学習
ご紹介者様 ロマンドールKei教室の金子さん
金子さんご夫妻とは、同じ時期に塩原に来て、世間話をするうちに生き方に対する考え方に通ずるものがあり仲良くなりました。気の合うご近所さんですね。
…ちなみに、金子さんは碁はなさらないようです…
営業時間:毎週火、水、木、金のPM1:00〜PM6:00
住   所:栃木県那須郡塩原町大字下田野473-42
電話番号:0287-35-4136

『一人で住んでます。生まれは新潟県です。これからは、ゆとりを持った生き方をしていきたいと思っています。』
元々、小学校の先生だった斎藤さん。9年間を教師として過ごし、その後定年までの28年間を社会教育に携わりました。 退職したらゆったりと余裕をもって暮らしたい。そんな考えで塩原町に転居したんです。
自然が残り、しかも交通の便も悪くない。文化の香りもする。そんな土地を捜し求め、ついにここに決めたのです。
趣味の囲碁で、囲碁好きな方ととの語らいを目的として囲碁サロン『大石庵』を開いて3年余。今では常連さんもでき、また東京の友人達も立ち寄ってくれるようになりました。


『自然を見た記録、ということで写真を撮ることがちょっとした趣味です。
東京都で社会教育関係に携わっていた頃、自然観察事業を担当した際に自然の写真を撮ることが多く…その時、その時の瞬間を大切にしていたらそれがクセになってしまいました』
こちらは、斎藤さんの撮影した塩原の四季の写真です。
3月の箱の森の水芭蕉、8月のハンターマウンテンのユリ、10月の紅葉、そして冬は、同じくハンターマウンテンスキー場の風景です。それぞれに自然のみずみずしさが伝わってきて、実に美しいですね。

 斎藤さんは東京都の『青年の家』在職中に自然観察事業を担当した関係で、四季の移り変わりや、野鳥などの写真を撮るようになり、メッセージつきで保存されているんですよ。
 また、斎藤さんが発行されている大石庵通信には、これらの季節感溢れる写真と共に参加イベントの情報、そして遺跡見学会、囲碁合宿の様子など盛りだくさんの内容で 知人達に配布しています。
神指城(こうざしじょう)は、福島県会津若松市に高瀬の大木、わずかな残存土塁の上のケヤキの大木があるだけですが、ここまでたどり着くまでは、まず郷里の新潟県五泉市丸田の丸田城から探索の旅は始まります。
慶長3年(1598)、豊臣秀吉の命により越後領主上杉景勝(上杉謙信の甥、後に養子)は、会津120万国を得た。慶長5年、新城の築城を命じ、鶴ヶ城から北西3キロメートル余の神指村など13の村を移転させ、城郭の割り出しが開始された。結局城は完成せずに終わったのだ。景勝は戦わないまま家康に降参し、米沢30万 石へと移されたのです。新潟〜会津〜そして米沢へ。
自分の生まれた郷土史のルーツを探し、その縁の郷土の人々の歴史を探ってゆく。そんな探索の末興味を引いたのが神指城です。歴史書物でも あまり知られていない細い糸をたどって糸口を発見するのがいいんですねぇ。
斎藤さんは、朴訥としたお話し方の中に、物事を真摯に捉え、分析、ファイリングする能力をお持ちの方です。週4日碁会所を開き、あとは他の趣味 を適当にマイペースで楽しむ。このリズムが体を健康に保ち、いきいきしておいでの秘訣 なのでしょう。

 
『大石庵』は、「たいせきあん」と読みます。囲碁の格言で『大石死せず』 の意を参考とし、命名しました。小さきにとらわれず大局で見るという意味も。
大石庵には、洋室に8面の2寸盤、和室に3面の5寸盤
があります。静かなところで,語らいながら囲碁を楽しむことが目的です。
大石庵の利用方法はだいたい右の表の通りです。
一般 一回500円
月払い 2000円(何度来てもOK)
4段以上の方 料金免除(ただし教えて欲しい人には教える)
初心者 営業時間外(午前中)にお電話の上お越しください。(月2000円)

 東京時代の囲碁仲間が合宿にやってきました。夜、パーティーで盛り上がることもあります。
 大石庵の看板は、九州の碁盤職人さんの手によるもの。
 女流棋士の小川誠子さんのサインが、碁盤の後ろにありました。抽選にあたっていただいたもの だそうです。

 個人的に好きな棋士は、山下敬吾棋聖だとか…。 大石庵は、目の前が広大な雑木林。新緑の頃は目にまぶしいほど美しいです。こんな環境の中、同じ趣味を持つ人々が集い、語らい、そして腕を磨く。一生懸命働いてきた方のみが享受できる贅沢なのでしょうね!
『東京にいる頃は、ソフトテニスのクラブをいくつも運営していたこともありました。』
『退職後の人生プランは、退職する前から計画を練っておかないとなかなか難しいですよ。』
『今後は、今のペースで人生を楽しむ時間が少しでも長く続くように、日々の健康づくりには、気を配っています。』
囲碁好きな方、斎藤さんを訪ねてみてはいかがですか?

都会で働き、定年退職後は、田舎暮らしというスタイルが増えています。栃木県北は、田舎と言っても都心からさほど離れてなく、都会の友人達が気軽に足を運んでくれる。特に斎藤さんのお宅は、西那須野インターからも程近く、塩原温泉への入り口で何の不便もありません。でも、こんな生活を送るには、若い頃 からの人生設計が大事なんだなとつくづく感じました。第2の人生、大いに楽しんでいただきたいと思います。
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